diary 写真短歌「私の青空」

日々の生活で感じたことを、つたない短歌にしました。写真と短歌のコラボで遊びたい😅

湯あたり






山の湯で湯あたりしたか白昼夢疲れが飛んで記憶も飛んだ


先日の南会津の登山後、麓の集落の共同浴場を二軒はしごしました。
四軒まわる予定が三軒目で、引戸を開けるといきなり湯船(混浴)。
その湯けむりの先に女性の裸体、そこで断念。

帰りにスマホのカーナビに入力しようとしたら、住んでいる住所が希薄。
オレ何処に住んでいたっけと??
湯あたりなのか?裸体のせいか?
来る時は一度も間違えなかったのに、帰路はカーナビが何度もおかしな方向に誘導。
おかげで何度も迷い、だいぶ時間オーバーして帰宅。

スマホも湯あたり?
四軒の温泉をはしごしていたら?
今頃こんなおバカなブログを、書いていられなかったかも知れませんね。
何事もほどほどにです😂

冒頭の写真は一軒目の「石湯」。
河原にあり巨大岩石が、小屋の中に激突。
とても熱くて全身入浴は無理、足だけつけて桶に水で薄めてかける。
↓写真が外観です😁

#短歌 #写真短歌 #温泉 #共同浴場

居場所





大杉よ出戻り孫はどうしてるハル婆今朝も野良仕事かい


今年の早春、奥会津の山。
黙々とひとり、斜面の畑を耕していた婆さんがいました。
稚拙な歌は、その時の心象風景。

そして写真は先日登った、南会津田代山
朽ち果ててゆく老木、どのくらい生きたのでしょうか。
老木はやがて森に還り、森の養分になり新しい命を育むのでしょうか。
あいにくの霧の中の登山でしたが、霧に包まれた老木は、多くの登山者の足を止めていました。

孤立した人にもし居場所があったなら、自暴自棄にならないのでは?
動けない樹木の居場所は、そこで生き甲斐を見いだし生きてゆくほかないのでしょうね。
富良野に住む、脚本家「倉本聰」氏。
「古木巡礼」等の書籍で、各地の古木の声にならない声を聴き、点描画に添えて詩を書いています。
ホントに古木を見るたびに、これは喋るなぁと思ったりします。
写真の古木も長い長い物語を、聞かせてくれるかも知れませんね😁


(湿原で見かけたシャクナゲ)

プリンの山

天空に湿原ありき田代山(たしろやま)花と霧をまとい浄土かな


今年初の登山は、福島県南会津町田代山(1971m)。
昨日は天気予報が晴れのはずが、登山開始から山頂まで霧。
残念ながら絶景の展望は、見られませんでした。
この山はプリンのような台形の形をして、頂上は広大な湿原。
展望は残念でしたが、木道脇の可愛い高山植物たちに出会えました。
下山したら一気に晴天(泣)。


(チングルマとヒメシャクナゲ)


(タテヤマリンドウ)


(麓の集落、珍しい茅葺きの曲がり家)

静寂


沈黙の湿原よ夢と不安を抱きつつ霧雨に眠れり


上記の写真を使って何度も拙い歌を詠みましたが、その時の想いが未だに表現できません。
幻想的と言えばそれまで、それを表面的に説明しても真実からどんどん遠くなります。

昨年の尾瀬
尾瀬ヶ原から車を置いた駐車場まで、雨のなかひとり数時間山越えした先に、突然現れた小さな湿原。
全く音がなく怖いぐらい、でも何故か惹かれる。ワタスゲだけが雨に揺れていました。(数時間の行程ですれ違ったのは、たった一組)

静寂にいつも惹かれるのは何故でしょうか。孤独が好きと言うのとも違います。
静寂は情報が少ない分、想像がより膨らみます。それが、楽しいのかも知れませんね😃🎵


(図書館でパチリ!)

#短歌 #写真短歌 #湿原 #静寂

グリーンティー




抹茶の色はあの若葉なり口づけすれば目覚めゆくわれの朝


座禅会のあとのお茶会。
一杯の美味しい抹茶と、全国各地の珍しい和菓子。
これが半分楽しみで、毎週末通っているのかも知れません。
季節は抹茶のような若葉で染まる、水無月
今朝は吹く風が少し冷たく、長袖でも寒いぐらい。

心の波が座して、少しは鎮まったようです。
日常的に余り深い呼吸を意識していませんが、座禅ではひたすら鼻呼吸に集中します。
始めた三年前は宇宙のエネルギーを、頭の上から注入するようなイメージでした。
それが現在では真逆、体内から不純物を吐き出し空っぽになるようなイメージ。
呼吸は吐いてる時間を、すこしでも細く長く。吸う時は素早くしています。

週末空っぽにして、また一週間のスタート。相変わらず頭の中は、ときどき走馬灯が回りますが無理に消そうとはしない。
おかげさまで、今日も元気で生かされています。
本日もお付き合い頂き、ありがとうございました😀


(近所の公園でパチリ、春は桜の名所)

#短歌 #写真短歌 #抹茶 #座禅

アップルミント





道端の青葉こすれば懐かしき一杯のハーブティー想い出す


今朝の散歩で見かけた青葉。
あれっと思い指でこすると、やっぱりアップルミントでした。
雑草に混じり元気に育っていました。

以前、仕事でハーブ苗を栽培していました。
東京の二子玉川にある、大きな園芸店に納めていた頃です。
今頃の季節、ミント類の大量注文が入りました。
ミントなんて、ほっておいても毎年育つので不思議でした。
担当者いわく「この辺りのお客さん、5月の大型連休に海外にゆくので、みんな枯らしちゃう」と。
住む世界が違うなと、痛感しました。

アップルミントはハーブティーにすると、とても飲みやすいですね😃

#短歌 #写真短歌 #ハーブ #ハーブティー

ワタスゲ



湿原の雨に濡れたるワタスゲは何も語らず誰にも媚びず


ワタスゲの花はとても地味で目立ちません。
花が終わると白いふわふわの綿毛を付け、一気に人気者になります。
湿原で見られるワタスゲ、人気者に変身するのはもう間もなくでしょうか。

自然はキレイな花を咲かすのも、青葉を繁らすのも人のためではありませんね。
ただただ、命を全うしているだけでは。
人間はその真逆、少なからず自分を認めてもらいたいと自己主張します。
このブログも稚拙な短歌も、同様です。
だからこそ、人は自然に惹かれるのでしょうか。

余談です。
先日のテレビ番組で、脚本家の三谷幸喜さんが言っていました。
「山や海を見て感動するが、笑いだけは人がつくる」
同じ歳の上島竜平さんを偲んでのコメントでした。