山の名前
山の名を初めて知った秋の日は汚れた心晴れわたりゆく
現地で地図を確認して、山の名前を知る。
なんだか、友だちが一人増えた気がする。
また、山はその見る角度によって表情が変わる。
まるで人間と同じ。
人間も多面的だから面白い?
山にゆくと、色んなことが学べる。
先日の山では、80歳の男性と出会った。
立ち姿もかっこよく、とても元気。
60歳代なんて、まだ青年だよと笑われた。
栃木県那須連山の裏手、福島県側の山々。
写真は右手が須立山(1720m)、左のピークが旭岳、別名・赤崩山(1835m)。
那須のマッターホルンとも言われ、上部の地肌が赤いそうです。
山の数は、一座(いちざ)、二座(にざ)と数えるとか。
「磐座」(いわくら)。
座とは、神様の住む所という意味だそうです。
私も入山の際には合掌し「山に入らせて頂きます」。
下山時には、また合掌「お陰さまで無事に戻れました。ありがとうございました」。
山は神様が住む神聖な所なようです。