diary 写真短歌「私の青空」

日々の生活で感じたことを、つたない短歌にしました。写真と短歌のコラボで遊びたい😅

危うい春といつもの春。



華やかに光りあふるるこの街は一皮剥けばブラックアウト


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先週の福島県沖の地震で、海沿いの火力発電所二ヵ所(広野町、新地町)が被災。
関東地方に「電力需給ひっ迫警報」が発令。

福島県から高速バスで新宿駅前に着くと、光の洪水に圧倒されます。
2011年震災の年末の夜でした、喉元過ぎればなんとやら。
その時の違和感が、今でも忘れられません。
(現在は南口・バスタターミナル。以前は東口駅前)
便利な社会はありがたいけれど、その裏には多大なリスクがあり、一皮剥けば脆弱な姿が露見します。
普段はほとんどの人が気にも止めませんが。

ウクライナ情勢は、まだまだ先が見えません。
これ以上の悪夢を見たくありません。
辛い春といつもの春が、同居しています。
昨日の朝は珍しく、地元で樹氷が見られました。
今朝は雪も大分溶けて、ひばり、うぐいすの大合唱です。
手放しで喜べる春が来ることを祈ります。

(写真は近所の寺の野仏。何かを止めようとしているように見えました)