2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
青き田に二羽の白鷺餌を食む静かに降りし水無月の雨 美しい田園風景を見ながら、先日の千葉県での交通事故が頭をよぎりました。 飲酒運転のトラックが、下校時の子どもたちの列に。
眼が痛い流れる汗は塩分か生きてる証拠なぁバジルちゃん
運転手「この場で捨てて下さいね」知性教養羞恥心なり 北海道北の果ての島に、日本三大おバカユースホステルのひとつがあります。オンボロトラックのブルーサンダー号が迎えに来ました。 真っ黒に日焼けした兄ちゃんが、ニカッと笑い語った言葉。 宿の説明が…
突き抜けろ大気を超えて何処までも「よだかの星」よ我の頭上に 今朝いつもの散歩コースの河川敷で、ラジコン飛行機が急上昇し宙返りして急降下。 それを何度も繰り返していました。 その様子を眺めて思い出したのが、宮沢賢治の童話「よだかの星」。数年前に…
見上げれば梅雨の合間の青空は麦わら帽子下に広がり 早朝の雨も止み、久しぶりの青空。 愛犬との散歩で見上げた青空に、美しい白い雲。 こんな時に限ってスマホを忘れ、ただ見とれるばかり。 写真はいつも、スマホか安物デジカメ。 何気ない風景をパチリと撮…
空っぽの白木の箱が母の手にふるさとの空今日はどしゃ降り
「あと五分あと十分描かせてくれ」戦地に散った画学生夏 長野県上田市にある「無言館」 若くして戦争の犠牲になった、画学生の作品を集めた美術館。 戦没画学生たちの命の証し。その展示の一部が福島県郡山市で開催。 今日、観て来ました。 コロナ禍の中、エ…
夕暮れにホロ酔いジジイ散歩する夕焼けこやけコウモリ舞って 今日はお仕事がお休み。 近所のコンビニまで酒が足らずにビールの買い出し。 お空は茜色、居酒屋の赤ちょうちんも灯り、昼間の暑さも去り街はホッと一息。 まぁ、今の状況ですから行き交う人もチ…
まだ気持ち残ってますか徒に月日はたちてためらふメール よし子「告白されて、笑ってはぐらかしてしまったけれど。 本当は、わたし・・・」 (地元の短歌仲間、よし子さんから投稿頂きました。感謝😁 写真はウラジロヨウラク)
森深く静寂の中身を沈め ブナと一緒に雨に打たれし 南会津町、ブナの森。 山に入ると否応なしに、心が落ち着きます。 熊さんとのご対面は怖いので、ザックにはいつも熊よけの鈴がついています。 しかし、あんな可愛い音で熊さんは気付くのでしょうか? もっ…
梅雨間近梅の実黄ばむ今朝の空 彷徨う街に水無月の雨 この頃、不安定な天気が続いています。 なんだか、今の世相のようですね。 ちなみに「梅子黄」(うめのみきばむ)は七十二候の今頃の様子だそうです。
ワタスゲよ雨に濡れてかしぼんでる でも大丈夫ほら雲間から 2021年6月14日。 福島県南会津町「駒止湿原」 曇り時々雨、時々熊さんの気配😅 関東は梅雨入りしたとか、東北もそろそろかな。
ワタスゲが駆けゆく空は大気圏 見知らぬ星に今降り立ちて 福島市「鎌沼」にて。 #写真 #短歌 #山と自然 #映画
人間の潜在意識実体化ほら振り向けばそこにあなたが 福島市「姥ヶ原」にて、チングルマ。東京の映画館「ユーロスペース」で、なんとタルコフスキーの7作一挙上映が、今月末から始まるとか。 観に行きてえ〰️❗️「惑星ソラリス」 1972年旧ソ連映画、アンドレ…
朝露が光り輝く惑星は 遠い記憶の奇蹟の星よ 2021年6月11日。 福島県東吾妻山にて。#短歌 #写真 #山と自然 #映画
ブレヒトもマルクス主義も解らずに 小さくなった東京タワー 過去の想いでは美化されるようです。 しかし、どんどん記憶が薄れるのでジジイは恥をしのんで残します。 舞台は麻布の片隅、時代は70年代。 俳優座の創設者の一人、千田是也さんが麻布の住宅街に作…
万引きをした子の頭叩く父 泣き叫ぶ声もの言わぬチョコ 警備員が万引犯人を捕まえた。 犯人は幼い兄妹、ある夜の出来事。 やっと親と連絡がつき、やってきた父親が兄を。 事務所の机の上には、数個のお菓子。 胸が痛くなる夜でした。
五月雨が静かに響く座禅堂 睡魔が襲う半眼の眼に 毎週土曜日の早朝、近くの禅寺での座禅会に参加。 すっかり気候も良くなり、前夜寝不足気味だともういけません(泣) もうすぐ、額に汗がにじむ季節になります。 まだまだ、修行がたりませんね。
何見てる遠い眼をして今朝の君 一度でいいよ話がしたい この相棒と毎朝散歩。 その散歩の途中に、迷作短歌が生まれます。 相棒は暑さが苦手です😅
白き壁飯豊の峰は春遅し 憧れの山あの頂きへ 福島県と山形県の県境の山。 歌を詠んだのは今年四月、会津にカタクリの花を見にゆき、その途中から眺めた様子。 その時はホントに全て「白き壁」。 写真は一昨年の五月末、それでも残雪はしっかりありました。飯…