diary 写真短歌「私の青空」

日々の生活で感じたことを、つたない短歌にしました。写真と短歌のコラボで遊びたい😅

アップルミント





道端の青葉こすれば懐かしき一杯のハーブティー想い出す


今朝の散歩で見かけた青葉。
あれっと思い指でこすると、やっぱりアップルミントでした。
雑草に混じり元気に育っていました。

以前、仕事でハーブ苗を栽培していました。
東京の二子玉川にある、大きな園芸店に納めていた頃です。
今頃の季節、ミント類の大量注文が入りました。
ミントなんて、ほっておいても毎年育つので不思議でした。
担当者いわく「この辺りのお客さん、5月の大型連休に海外にゆくので、みんな枯らしちゃう」と。
住む世界が違うなと、痛感しました。

アップルミントはハーブティーにすると、とても飲みやすいですね😃

#短歌 #写真短歌 #ハーブ #ハーブティー

ワタスゲ



湿原の雨に濡れたるワタスゲは何も語らず誰にも媚びず


ワタスゲの花はとても地味で目立ちません。
花が終わると白いふわふわの綿毛を付け、一気に人気者になります。
湿原で見られるワタスゲ、人気者に変身するのはもう間もなくでしょうか。

自然はキレイな花を咲かすのも、青葉を繁らすのも人のためではありませんね。
ただただ、命を全うしているだけでは。
人間はその真逆、少なからず自分を認めてもらいたいと自己主張します。
このブログも稚拙な短歌も、同様です。
だからこそ、人は自然に惹かれるのでしょうか。

余談です。
先日のテレビ番組で、脚本家の三谷幸喜さんが言っていました。
「山や海を見て感動するが、笑いだけは人がつくる」
同じ歳の上島竜平さんを偲んでのコメントでした。

大丈夫



カメラ売り残ったバック テディベアの入場券笑う真夏日


眠っていた、古い一眼レフのカメラを売りました。
まぁ、想像どおりに安く少しねばって頑張って頂きました。
残されたバックから出てきたのは、上の写真。「テディベア・ミュージアム」のチケット。
記憶がよみがえり、少しばかり切なくなりました。
だけど、娘たちはそれぞれ家庭を持ち幸せ。
ならば、大丈夫。
今日から6月。
気分新たに頑張りましょう👍

カッコウの托卵 | NHK for School





精悍なお姿見たりファインダー賢い鳥か?我のカッコウ

カッコウの鳴き声が大好きです。
新緑の中、澄みわたる声を聴いているだけで幸せな気持ちになります。
今朝犬との散歩の途中、阿武隈川遊水池(川の氾濫を防ぐ土地)でカッコウの撮影をしている方に遭遇。
大好きなカッコウですが肉眼では見たことがなく、ましてやその生態など全く知りませんでした。
カメラマンの男性から、カメラのモニターでお姿を見せて頂き、その生態までもレクチャーして頂きました。
カッコウは自らは子育てをせず、他の鳥の巣に産むそうです。托卵と言うそうです。
数合わせのために、既にいた卵をひとつ落とすとか。
賢いのか?ずるいのか?
カッコウとは知らずにふかした大きなひなに、餌を与える鳥がなんだか(泣)
NHKの番組動画です、よろしければご覧ください😁


カッコウの托卵 | NHK for School

無慈悲?




生と死を分け隔てなく吹く風よ神のご加護か仏の問いか


今にも逝きそうな病人の枕元にも、五月の風は吹きます。
豪邸にも、粗末な家にも同じ爽やかな風が吹き、月は同じく平等に照らします。
なんて言う「禅の言葉」がありましたが、すっかり忘れました。

この五月、田植えが終わる頃に小学校から鼓笛隊の演奏が聴こえてきます。
運動会の練習でしょうか、軽快なリズムとメロディが。
病床にある人の耳元にも、届いているのではと思います。
どんな気持ちで聴いているのか?
爽やかな新緑の風と、子らの笑顔が浮かぶのでしょうか。
それとも、命の輝きが辛く無慈悲に思うのでしょうか。

今日は猛暑日になるとか、爽やかな五月は何処へ行ったのでしょう。
季節も人の心も、中々定まりませんね。

映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」





世界で一番好かれる色は「blue」それは天国の扉かな



全く期待していなかった映画、昨夜DVDで観ました。
1997年のドイツ映画、ボブ・ディランの「天国の扉」が沁みます。
余命わずかなアホな男二人が、ギャングから奪った大金を手にして海へと向かいます。
B級映画っぽいけれど、ハリウッド映画よりマシ。
好き嫌いはあるでしょうが、興味がありましたら是非一度オススメです。

私の映画を観るジンクスは、冒頭シーンの演出が良いと面白い作品。つまらない冒頭シーンは作品全体もつまらない。
例えば、ロマン・ポランスキー監督「ゴーストライター」等はその典型。
今回の作品も冒頭シーンがイケていました。
ご参考までに😁


Knockin' on Heaven's Door<Knockin' on Heaven's Door>「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 - YouTube


カモメ、その2。




ゆらゆらと路面電車に揺られおり窓の外には異国の人よ

若者は上京してから数ヶ月。
ふと古里を思い出す瞬間があります。
キラキラ光る海、鼻の奥までツーンくる潮風、もう何年も会っていないような古里の人の顔。
数ヶ月前のあの解放感はまるで嘘のように。急に胸が締め付けられる思いになります。
窓の外に見える街の人たちは、まるで異国の人。
「チンチン」と車内のベルが鳴り、また現実に戻ります。
足下に置いたバックはまだ、夢で膨らんでいます。

路面電車は全国各地にありますが、東京の路面電車は三ノ輪から早稲田までの、「都電・荒川線」。
今日もゆらゆらと揺れて、人の想いを運んでいます。
私は地球上の乗り物の中で、路面電車が一番好きです。数年前、うん十年ぶりに荒川線に乗り一人大興奮。完全に車内で浮いていました😂

YouTubeの動画ですが、よろしければお楽しみください。


【4K】「街行く路面電車」都電荒川線 - YouTube